魔王と勇者の戦いの裏で1を読んで
なろうの小説が元になり、書籍化されました。
普通の成り上がりではなく、いわゆる元日本人の転生もの
(ただし、非主要キャラ、モブ)
そのためか小説の最初から黒役になっていることが露見します。
そのあとは勇者(元はこの世界の一般人)や王太子殿下などに巻き込まれ、生き残るために必死になることに…なぜなら、何もしなければ全滅エンド…
さて、現代で三国志や日本の戦国時代、第二次世界大戦などをご存じの方は、情報と事前準備の重要さが分かるはず…ということでこの主人公もそうしますが…
いうまでもなく仕事を増やし…ブラック一直線。
前世で世界史や戦争の研究でもしていたのか、やるべきことをわかっている。
しかし、しかし、この世界のやり方に落とし込むのが大変。
さらに死亡フラグを折る(生き残る)ために王太子殿下に直接進言までしちゃったから…もう権力者側となっていくことになってしまった、しまったのだ…
その後は冒険者ギルドやら、商人ギルドやら、情報屋やらを使っていい意味で暗躍
そうして裏から勇者を助けていくのだった…
いいところは地球での歴史との比較をしてくれているところ。
分かりやすいというか入り込みやすく読みやすい。
このまま、最後(魔王を倒す)まで突っ走ってほしいですね~
【変更履歴】
2022/09/28 新規作成