第1回では、Google Colabを使って無事に最初の折れ線グラフを描くことができました。 しかし、デフォルトのままではタイトルもなく、軸が何を表しているのかも分かりませんよね。

今回は、グラフにタイトルや軸ラベルを追加する方法、そして初心者が必ずぶつかる「日本語の文字化け問題」のスマートな解決策を解説します!
- 第2回:見た目を整えよう!タイトル・ラベル・日本語対応のコツ【Pythonでグラフを作る短期連載】
- 2. 初心者の壁「日本語の文字化け」を解決する
- 3. 日本語対応版のコードで実行してみよう
- 4. まとめ:なぜ装飾が重要なのか?
第2回:見た目を整えよう!タイトル・ラベル・日本語対応のコツ【Pythonでグラフを作る短期連載】
1. グラフに情報を追加する(タイトル・軸ラベル・凡例)
誰が見ても一目で内容が伝わるように、グラフに「名前」を付けていきましょう。使う関数は主に以下の3つです。
- plt.title():グラフ全体のタイトル
- plt.xlabel() / plt.ylabel():X軸・Y軸の名前
- plt.legend():凡例(データが何を表すか)を表示
import matplotlib.pyplot as plt
x = [1, 2, 3, 4, 5]
y = [10, 25, 15, 30, 20]
plt.plot(x, y, label='Data A') # 凡例用の名前を指定
# グラフの装飾
plt.title('Graph Title') # タイトル
plt.xlabel('X Axis Label') # X軸ラベル
plt.ylabel('Y Axis Label') # Y軸ラベル
plt.legend() # 凡例の表示
plt.show()
新しくコードを始めるときは、画面上の+コードをクリックして場所を作りましょう。
下図の左上の赤い部分になります。



2. 初心者の壁「日本語の文字化け」を解決する
先ほどのコードでタイトルを日本語に書き換えて実行すると、文字が「□□□」と化けてしまいます。これは標準のMatplotlibが日本語フォントを持っていないためです。
以前は設定ファイルをいじるなど大変でしたが、今は「japanize-matplotlib」というライブラリを使うのが一番簡単です。
✅ 日本語化の3ステップ(Google Colab用)
- インストール:「!pip install japanize-matplotlib」を実行
- インポート:「import japanize_matplotlib」を書き加える
- 完了:これだけで、あとは普通に日本語が使えます!

3. 日本語対応版のコードで実行してみよう
実際に日本語を使った完成形のコードがこちらです。
# 初回のみインストールが必要(!を忘れずに)
!pip install japanize-matplotlib
import matplotlib.pyplot as plt
import japanize_matplotlib # これを足すだけ!
x = [1, 2, 3, 4, 5]
y = [100, 250, 150, 300, 200]
plt.plot(x, y, label='売上推移')
plt.title('週間売上レポート')
plt.xlabel('日数')
plt.ylabel('金額(円)')
plt.legend()
plt.show()



4. まとめ:なぜ装飾が重要なのか?
エンジニアとして製品評価の結果を報告する際、ラベルのないグラフは「ただの線の集まり」として相手にされません。
- 情報の明確化:何を表すデータか一目でわかる。
- 信頼性の向上:丁寧なグラフはデータの正確さを感じさせる。
- 読み手への配慮:日本語ラベルは国内の業務報告では必須。
第2回はここまでです。日本語がしっかり表示されたグラフは、一気に「資料」としての風格が出ますね!
次回は、データの種類に合わせて使い分けたい「棒グラフ・散布図・円グラフ」の作り方をマスターしていきましょう。
第2回はここまでです。日本語がしっかり表示されたグラフは、一気に「資料」としての風格が出ますね!
次回は、データの種類に合わせて使い分けたい「棒グラフ・散布図・円グラフ」の作り方をマスターしていきましょう。