乾電池 vs ポータブル電源!スマホ充電の「1回単価」をエンジニア視点でガチ比較してみた
どうも、Tomaです。
災害対策や緊急用として、コンビニでも手に入る「乾電池式モバイルバッテリー」。
ふと、「これってスマホ1回フル充電するのに、一体いくらかかってるんだ?」と気になり、乾電池 vs ポータブル電源!スマホ充電の「1回単価」をエンジニア視点でガチ比較してみました。

比較対象として、日常使いの「モバイルバッテリー」、そして大容量の「ポータブル電源」をエントリーさせましたが……結果は、笑ってしまうほど残酷な格差が浮き彫りになりました。
1. 比較の前提条件(テストベンチ)
iPhone 15(約13Wh / 3,300mAh)を0%から100%にするためのコストを算出。
乾電池(400円/4本)、モバイルバッテリー(2万円)、ポータブル電源(10万円)。
LFP(リン酸鉄)4,000回、リチウムイオン500回の期待サイクルを加味。
2. コスト比較:衝撃の「1回あたり単価」
製品評価エンジニアとして、生涯コストを総充電回数で割った「真の単価」を算出しました。
| デバイス | 総充電回数(生涯) | 1回フル充電のコスト | エンジニアの評価メモ |
|---|---|---|---|
| 単三乾電池 (4本) | 0.3回 | 約1,333円 | 昇圧ロスと電圧降下が激しい。富豪の充電法。 |
| モバイルバッテリー | 約2,500回 | 約8円 | 利便性とコストのバランスが最適化されている。 |
| ポータブル電源 | 約280,000回 | 約0.35円 | リン酸鉄の長寿命が効いている。圧倒的単価安。 |
【エンジニアの注釈】
乾電池式は、内部抵抗の影響で大電流を取り出すと実効容量が急落します(Peukertの法則の近似現象)。数値上は2,500mAhあっても、スマホ充電という高負荷下では実質30%程度しか仕事ができない。これが単価を押し上げる主因です。
3. 結論:何にコストを払っているのか?
価値:保存性
10年放置しても動く信頼性を買っている。コストは度外視した「最後の防衛線」。
価値:可搬性
100g単位で削ぎ落とした軽さを買っている。日常のインフラとして最も合理的。
価値:備蓄量と寿命
圧倒的なエネルギー密度と耐久性を買っている。家事・情報を維持する最強のインフラ。
乾電池でスマホをフル充電するのは、1杯1,300円のコーヒーを毎日飲むような贅沢ですが、電気が止まった暗闇の中では、その1,300円が「外部との通信」という文字通り命の綱になります。
一方で、1500Wクラスのポータブル電源ともなれば、もはや非常時だけの備えではありません。コードレス掃除機のように、家じゅうどこへでも大電力を持ち運んで使えるお手軽さは、一度味わうと戻れない便利さですよ。
皆さんの防災バッグ、そしてライフスタイルに合わせて、最適な「電源の布陣」を検討してみてはいかがでしょうか?
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