
Search ConsoleのデータをBigQueryに保存すると通常の画面では見えない詳細な検索分析が可能になります。特にバルクデータエクスポートはURL単位クエリ単位日付単位の完全データを毎日自動で保存できるためブログ運営者にとって強力な武器になります。BigQueryの基本的な使い方は第3章で解説しています。
・Search Consoleバルクデータエクスポートの仕組み
・保存されるデータ構造の詳細
・BigQueryでのデータ確認手順
・検索分析に使えるSQL例
・GA4と組み合わせた分析例
・ブログ運営者が得られるメリット
- Search Consoleバルクデータエクスポートとは?
- 保存されるデータ構造(詳細)
- BigQueryでデータを確認する手順
- 検索分析に使えるSQL例(黒背景・白文字)
- GA4と組み合わせた分析例(JOIN)
- ブログ運営者が得られるメリット
- FAQ
- 注記
- 更新履歴
Search Consoleバルクデータエクスポートとは?
Search Consoleのバルクデータエクスポートは検索パフォーマンスデータを毎日BigQueryに自動保存する機能です。通常のSearch Console画面では90日しか保存されませんがBigQueryに保存すれば無期限で蓄積できます。料金体系は第2章で解説しています。
保存されるデータ構造(詳細)
Search Consoleのデータはsearchdataテーブルに保存され次のような列が含まれます。
・url(ページURL)
・query(検索語句)
・date(日付)
・clicks(クリック数)
・impressions(表示回数)
・ctr(クリック率)
・position(平均掲載順位)
これらを組み合わせることで「どのページがどのクエリでどの日に検索されたか」を完全に分析できます。SQLの基礎は第7章で解説しています。
BigQueryでデータを確認する手順
1. BigQueryにログインする
2. データセット(searchconsole)を開く
3. searchdataテーブルを選択する
4. プレビューでデータ構造を確認する
5. SQLで必要なデータを抽出する
検索分析に使えるSQL例(黒背景・白文字)
クエリ別のクリック数ランキング
FROM `project.dataset.searchdata`
GROUP BY query
ORDER BY total_clicks DESC
LIMIT 50;
URL別の表示回数ランキング
FROM `project.dataset.searchdata`
GROUP BY url
ORDER BY total_impressions DESC
LIMIT 50;
CTR(クリック率)の高いクエリを抽出
FROM `project.dataset.searchdata`
GROUP BY query
ORDER BY avg_ctr DESC
LIMIT 50;
URL × クエリのクロス集計
FROM `project.dataset.searchdata`
GROUP BY url, query
ORDER BY clicks DESC;
GA4と組み合わせた分析例(JOIN)
Search Consoleの検索データとGA4の行動データを組み合わせることで「検索 → 行動」の流れを分析できます。
FROM `project.dataset.searchdata` AS s
JOIN `project.dataset.events` AS g
ON s.url = g.page_location
WHERE s.date = '20260101';
GA4のデータ連携は第5章で紹介しています。
ブログ運営者が得られるメリット
Search ConsoleのデータをBigQueryに保存すると次のメリットがあります。
・90日制限を気にせず無期限で保存できる
・クエリ×URL×日付の完全データで分析できる
・GA4と組み合わせて行動分析ができる
・Looker Studioで可視化できる
BigQueryの基本的な特徴は第1章で解説しています。
BigQueryの使い方は第3章で紹介しています。
GA4との連携は第5章で紹介しています。
シリーズ全体のまとめは第12章で整理しています。
シリーズ全体の構成は目次ページから確認できます。
FAQ
Search Consoleのデータはどのくらいの量になりますか?
ブログ規模にもよりますが1日あたり数百〜数千行程度でストレージ料金は比較的安価です。
90日以上のデータを保存できますか?
はい。BigQueryに保存すれば無期限で蓄積できます。
GA4のデータと組み合わせて分析できますか?
できます。GA4のイベントデータとSearch Consoleの検索データを組み合わせることで高度な分析が可能です。
SQLが書けなくても使えますか?
プレビュー機能やLooker Studioを使えばSQLを書かずにデータを確認できます。
注記
本記事はGoogle BigQueryの初心者向けに構成されています。内容は2026年時点の仕様に基づいています。
更新履歴
2026/08/06:新規作成