Toma(とま)のゲーム日記

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AIは嘘をつく?Amazon RufusとKeepaのデータが教える、失敗しない最新買い物術

Amazonでの買い物、皆さんはどうしていますか?
最近、Amazon公式からお買い物アシスタントAI「Rufus(ルーファス)」が登場したと聞き、さっそくエンジニアとしての好奇心で使い勝試してみることにしました。

 

50代エンジニアが、Amazon AIの『セールなし』という回答画面と、Keepaが底値を記録している価格グラフ画面を、戸惑いながら比較しているサムネイル画像。

ターゲットにしたのは、ガジェット好きなら一つは持っておきたい定番中の定番、「Anker(アンカー)の10,000mAhモバイルバッテリー」です。最新AIは、本当に「買い時」を正しく判定してくれるのでしょうか?

 

第1章:Amazon公式AI「Rufus」にセール品を尋ねた結果、まさかの門前払い

「今、セール中のAnkerの10,000mAhバッテリーを教えて」

期待を込めてスマホのアプリとPCからプロンプトを打ち込んだ私に返ってきたのは、予想だにしない「門前払い」でした。

「申し訳ありませんが、現時点でお手伝いできるセール情報はありません。」

Amazon公式AIのRufusが『現時点でお手伝いできるセール情報はありません』と回答しているスマホアプリのスクリーンショット

……えっ、本当に?

天下のAmazon公式AIがそう言うなら、本当にセール品は一品もないのかもしれない。念のためPC版のAmazonでも同様の質問を投げかけてみましたが、結果は同じ。AIは頑などに「セールはない」と言い張ります。

ちなみに、この時PC画面上にはすでに「セール品」が映り込んでいたのですが……💦

普通ならここで「そうか、今は安くないんだな」とブラウザを閉じるところですが、私は50代の現役エンジニアです。システムが「0(False)」と返してきたときこそ、その内部ロジックや条件分岐を疑いたくなるのが性分というもの。

「AIが『ない』と言っても、生データには証拠が残っているはずだ」

そう確信した私は、自らの手でAmazonの奥地、転じて価格推移のログへと足を踏み入れました。

第2章:Keepaで暴く「25%OFF」の真実。AIが認識できないセール価格

結論から言いましょう。セール品は、普通にありました。

見つけたのは、Ankerの最新モデル「Anker Power Bank (10000mAh, 30W)」のホワイト。 通常価格から25%もダウンした4,490円という、驚きのプライスです。

ここで、価格追跡ツール「Keepa」のトラッキングデータを見てみましょう。

エンジニア視点のデータ分析:
グラフのオレンジ色のライン(Amazon直販価格)が、見事な垂直落下を見せています。 まさに今、この瞬間が過去数ヶ月における「底」であることをデータが雄弁に物語っています。

Anker Power Bank 10,000mAhの価格が急落し、過去最安値圏の4,490円になっていることを示すKeepaのトラッキンググラフ

では、なぜAmazon公式AIのRufusは「セールはない」と答えたのでしょうか? システム的な観点から推測すると、おそらくAIは「ポイントアップキャンペーン」や「特選タイムセール」といった特定のシステムフラグのみを「セール」と定義しているのでしょう。

一方、我々ユーザーが求めているのは、フラグの有無ではなく「昨日より安いか」「過去最低値に近いか」という「実質的なお買い得度」です。

第3章:【検証】AIの回答とバナー表示が食い違う「ねじれ現象」の正体

さて、ここからが今回一番のハイライトです。 PC版のRufusに対して、私はしつこく「本当にセールはないのか?」と問いかけてみました。するとAIは相変わらず「ありません」とすました顔で答えます。

しかし、そのテキスト回答のすぐ下を見て、私は思わずのけぞりました。

AI:「現在セール中のモバイルバッテリーはこちらです:」
画面左側:「タイムセール 4,490円(25%OFF)」のバナーが堂々と表示

PC版AmazonのRufus画面。AIの回答文ではセールを否定しつつ、その直後に実際のセール商品リストが表示されている様子

……おいおい、Rufus君。君のすぐ下に答えが出ているじゃないか!

Amazonの商品詳細画面。タイムセールの赤いラベルと25%OFF 4,490円という価格が表示されている決定的な証拠

 

この「ねじれ現象」。 エンジニア的に推察すれば、おそらく「対話型AIの知識ベース(検索エンジン)」と「商品棚の動的レコメンドエンジン」が、内部的に同期されていないのでしょう。 あるいは、AI側のフィルタリング条件が、バナー広告の表示条件よりもはるかに厳しい(あるいは更新が遅い)のかもしれません。

 

「AIが言っていること」と「細かい仕様を書いて聞いたこと」の答えが食い違う。 これは、まさに今私たちが直面しているAI過渡期の象徴的な光景と言えるのではないでしょうか。

過渡期だからこそ、使い方を誤ると……大変なことになるという例になりました。

【セール対象品があるか品名または、分類で聞く】のが活用するベストな方法なのかもしれません……誰か、よい使い方を知ってたら教えてください……

 

【追伸】

記事を書き終えた後に、試しに検索の角度を変えて【最近1か月で大量に販売されているセール品はありませんか?】と聞いてみました。

するとRufus君、「最近1か月で大量に販売されているセール品をカテゴリー別にご紹介します。どれも人気の高いお買い得商品です。」と快く回答し、カテゴリー別に商品を「ごそごそ」と表示し始めたのですが……。

リストの途中で突然、「その質問にはお答えできません。」と出力して、思考停止(フリーズ)してしまいました。

Amazon AI Rufusがカテゴリー別セール品を回答中に、突然エラーを起こし『その質問にはお答えできません』と回答を打ち切ったPC画面のスクリーンショット

どうやら、特定の条件が重なると、回答を生成しきれずにシステムエラーを起こしてしまうようです。 Amazonの最新アシスタントAI、Rufus君。まだまだ発展途上で、デバッグのしがいがある相手だと改めて実感しました。次はどんな挙動を見せてくれるのか、楽しみです(笑)。


 

 

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