名作アニメ『名探偵ホームズ』をご存知でしょうか? イタリアの放送局との共同制作で生まれた本作は、キャラクターが全員「犬」という斬新な設定で、アクション満載の冒険活劇として描かれています。 (画像は使えないのでリンク先で見てね)
ちなみに小学生だった当時は、『風の谷のナウシカ』との同時上映をCMで知ったものの、劇場へ行くのは諦めた記憶があります。 その後、TVで放映されて毎週見ていたのですが、確か日曜の朝だったような気がしますね。
原作との違い:実はほとんどが「アニメオリジナル」
コナン・ドイルの原作小説を知っている方からすると、「あれ、こんな話だっけ?」と思うかもしれません。 実は本作、タイトルこそ原作をモチーフにしている回もありますが、その内容はほぼ完全なアニメオリジナルエピソードといっても過言ではありません。
小学生の頃、図書館で『ルパン対ホームズ』を借りて読んだ際、ホームズが悪役のように描かれていてショックを受けた記憶がありますが、あのアダルトな雰囲気とは正反対の、家族で楽しめるエンターテインメントに仕上がっています。
全26話エピソード一覧
YouTubeのプレイリストでも公開されている全26話のタイトルです。宮崎駿監督が手がけたのは、青文字の6エピソード(製作順)です。
- 第1話 彼がうわさの名探偵
- 第2話 悪の天才モリアーティ教授
- 第3話 小さなマーサの大事件!?
- 第4話 ミセス・ハドソン人質事件
- 第5話 ドーバー海峡の大空中戦!
- 第6話 緑の風船の謎を追え!
- 第7話 大追跡!ちびっこ探偵団
- 第8話 まだらのひも
- 第9話 海底の財宝
- 第10話 ドーバーの白い崖
- 第11話 ねらわれた巨大貯金箱
- 第12話 教授嵐の大失敗!!
- 第13話 貨車が消えた!?教授の大魔術
- 第14話 珍味!さんまのサンゴ細工
- 第15話 見たか!ピカピカの大どろぼう
- 第16話 魔城!ホームズ生か死か?
- 第17話 漱石・ロンドンがらす殺人事件
- 第18話 ネス湖に散った教授の恋
- 第19話 漱石・ロンドンがらす殺人事件(※注:再放送等の都合により重複表記される場合があります)
- 第20話 飛行船しろくま号を追え!
- 第21話 ブンブン!階下は泥棒の館
- 第22話 ハチャメチャ飛行機大レース!?
- 第23話 知恵くらべ!オウム対教授
- 第24話 聞け!モリアーティ讃歌
- 第25話 大混乱!人形すりかえ事件
- 第26話 さよならホームズ!最後の事件
※その他のエピソードも、モリアーティ教授の珍妙な作戦が光る名作揃いです!
エンジニアの視点:緻密なメカニック描写
本作の見どころの一つは、なんといってもモリアーティ教授が操る奇想天外な発明品や蒸気機関の数々です。 プロペラ機や原始的な自動車など、当時の最新技術を空想的に発展させたメカニックは、エンジニアの目で見ても「どう動いているのか」を想像させるワクワク感に満ちています。
【コラム】実はお蔵入り寸前だった!?権利問題という「大人の事情」
実はこの作品、完成までに壮絶なドラマがありました。制作当初、原作者ドイルの遺族側から「設定が原作とかけ離れすぎている」とクレームが入り、数年間も制作が凍結されていたのです。
エンジニアの世界でもプロジェクトの凍結は辛いものですが、この空白期間を経て『ナウシカ』との同時上映で復活したという経緯があります。あの躍動感の裏には、クリエイターたちの「ようやく公開できる!」という執念が詰まっていたのかもしれませんね。
まとめ:色あせない名作を次世代へ
物語のテンポの良さと、ロジカルに謎を解き明かすホームズの姿は、子供たちの知的好奇心を刺激してくれます。 週末の家族団らんに、ぜひプレイリストで名シーンを振り返ってみてください。
個人的にはアニメ自体もいいんですが、オープニング、エンディングの曲もお気に入りです。
