
大分県日田市の焼き鳥店「東洋軒」で、砂ずりの刺身などを食べた4名が腹痛や発熱を発症し、カンピロバクター食中毒と判明しました。患者のうち1名は入院しましたが既に退院しており、全員快方に向かっています。本記事では、発生状況・原因菌・行政処分・県の注意報に加え、砂ずり刺身の生食リスクや再発防止策まで詳しく解説します。
- 東洋軒で発生したカンピロバクター食中毒の概要
- 患者数・症状・入院状況
- 砂ずり刺身の生食リスクと危険性
- カンピロバクター・ジェジュニの特徴と感染経路
- 営業停止命令と施設改善命令の内容
- 大分県が発令した食中毒注意報(7月7日〜10月31日)
- 食中毒の発生概要
- 砂ずり刺身の生食はなぜ危険なのか
- 原因菌:カンピロバクター・ジェジュニ
- 行政処分:営業停止命令と施設改善命令
- 大分県が食中毒注意報を発令
- まとめ
- 関連する食中毒事例
- 情報ソース
- FAQ:今回の事例に関するよくある質問
食中毒の発生概要
食中毒が発生したのは、大分県日田市中央にある焼き鳥店「東洋軒」です。2026年6月26日に来店した20代・30代の男女4名が、焼き鳥や砂ずりの刺身などを喫食後、腹痛や発熱を訴えました。
4名のうち1名は日田市内の病院に入院しましたが、すでに退院しており、全員快方に向かっています。
砂ずり刺身の生食はなぜ危険なのか
砂ずり(筋胃)は鶏の内臓にあたり、カンピロバクターが付着しやすい部位です。特に生食や加熱不十分の場合、食中毒のリスクが高まります。
厚生労働省は鶏肉の生食を禁止する方針を示しており、砂ずり刺身は衛生管理が不十分な場合に感染源となりやすい食品です。
今回の日田市の事例でも、砂ずり刺身が提供されていたことから、菌の付着や調理工程での交差汚染が原因となった可能性があります。
原因菌:カンピロバクター・ジェジュニ
西部保健所の調査により、患者4名のうち3名からカンピロバクター・ジェジュニが検出されました。さらに、店舗で使用されていた原材料からも同じ菌が確認されています。
カンピロバクターは鶏の腸管内に高確率で存在する細菌で、特に内臓系の部位に付着しやすい特徴があります。
主な感染経路
- 生肉の生食(刺身・タタキなど)
- 加熱不十分の鶏肉料理
- 調理器具の交差汚染(まな板・包丁・布巾)
安全に調理するためには、中心温度75℃で1分以上の加熱が推奨されています。
行政処分:営業停止命令と施設改善命令
西部保健所は、東洋軒に対し7日までの2日間の営業停止命令を出しました。また、施設の衛生管理体制について改善命令も併せて発出しています。
営業停止命令は、食中毒の原因が店舗の提供した食品にあると判断された場合に行われる措置で、再発防止のための衛生管理強化が求められます。
大分県が食中毒注意報を発令
大分県は、これから高温多湿の気象条件が続き、食中毒が発生しやすい季節であることから、食中毒注意報(7月7日〜10月31日)を発令しました。
食中毒予防の3原則
- つけない(手洗い・器具の洗浄)
- 増やさない(温度管理・速やかな冷蔵)
- やっつける(十分な加熱)
まとめ
今回の食中毒は、砂ずり刺身などを原因とするカンピロバクター感染症で、患者4名が腹痛・発熱を発症しました。店舗は営業停止処分となり、県は長期の食中毒注意報を発令しています。
鶏肉の生食はリスクが高く、十分な加熱と衛生管理が重要です。
関連する食中毒事例
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情報ソース
FAQ:今回の事例に関するよくある質問
Q. 砂ずり刺身は安全に食べられる?
A. 鶏肉の生食は厚労省が禁止を推奨しており、砂ずり刺身は食中毒リスクが高い食品です。
Q. カンピロバクターは鶏肉のどこに多い?
A. 腸管内に多く、内臓系(砂ずり・レバー)やその周辺に付着しやすいとされています。
Q. 店舗はどんな対策をすべき?
A. 生食提供の中止、加熱基準の徹底、まな板・包丁の区分管理、冷蔵温度管理などが求められます。
更新履歴
2026/07/08:記事公開