今回は、ちょっと北に上がって東京都です!
え?埼玉県? (m´・ω・`)m ゴメン…次回に持ち越しです
伝統野菜、地方野菜の一覧などはこちらのサイトを参考にしています。
今回は東京都
※画像はいらすとやから
東京都とは?
基礎データ
東京都公式HPによると
面積:令和3年10月1日現在で2,194.05平方キロメートル
人口:総数 14,042,127人:男 6,889,012人、女 7,153,115人
(令和4年12月1日現在の推定)
市町村:62区市町村で23区、26市、5町、8村
農業出荷額
政府統計の総合窓口:e-Statのデータによると…下の表のようになります
この表はいわゆる①植物類(耕種)、②畜産物(畜産)と合計額となっています。
そして橙色セルは①の出荷額が90億円以上、緑色セルが①の出荷額が30億円以上となっています。調べてビックリ、23区の合計が一番多いんですね…
データ元はこちら
市町村別農業産出額(推計) 確報 令和2年市町村別農業産出額(推計) 年次 2020年 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口
東京都の伝統野菜
練馬大根
これはかなり有名だと思いますね~。
大きく3種類あり、練馬尻細大根、練馬秋づまり大根、みの早生大根と呼ばれている。
1.練馬尻細大根は沢庵大根として知られ、秋大根の王者とも称すべきもの。
(中略)
首は細く、中央部太く、下部はやや急に細り、尻がとがっているので尻とがり大根ともいう。肉質しまり、水分少なく、皮薄く、色白く、乾きやすいので、干し大根として最良である。2.練馬秋づまり大根は、煮大根として有名である。肉質柔らかで美味、糠漬にもよい。早晩二種がある。
(中略)
両者とも肉軟らかな上、よくしまって水分甘味に富む。3.みの早生大根は、夏から秋にかけ他の秋大根に先んじて市場へ出荷されるという有利さが喜ばれ、元来は練馬のものでなかったが、盛んに栽培されるようになった。
引用元
一度生産は途絶えたものの、2000年に復活させるための採算を実施し成功しています。
11月下旬に収穫した練馬大根を1人10本までの限定で販売することがあるようです。
練馬区のホームページを確認しておくとよさそうですよ。
希少な練馬大根をご賞味ください!(練馬大根の販売およびメニューの提供情報):練馬区公式ホームページ
亀戸大根
実は聞いたことないの品種ですが、調べたら一発でした。
亀戸ダイコンは、文久年間(1860〜1864)の頃から昭和初期まで、亀戸香取神社周辺で栽培されていました。
根が30センチ近くと短く、先がくさび状に尖っているのが特徴で、明治の頃はさかんに栽培されており、「おかめ大根」とか「お多福大根」と呼ばれていましたが、大正初期に産地の名をつけて「亀戸大根」と呼ばれるようになりました。
亀戸周辺が宅地化されるのにつて、生産の拠点が高砂地域に移転し、現在でも亀戸大根を生産しています。新鮮な亀戸大根は根も葉も共に浅漬にしておいしく、江戸時代から多くの庶民から愛されています。
引用元
生産拠点は変わっても作っているんですね~朝付け用なんだ…ほほぉ
金町こかぶ
栽培の歴史には二つの説があり、一つは明治末、東金町の長谷碌之助が下千葉中生という品種を四月に早どりできるように改良し、高級料亭に出荷していました。その品種から金町で種を取ったものといいます。
二つ目は、農商務省の三田育種場(現在の港区三田)で栽培していたフランス産のかぶの種を明治10年頃に譲り受けて栽培・採種しているうちに地元の蕪と自然交配してできたというものです。
写真を見るとかなりいい感じの大きさになるカブですね。
古くからあるためか、諸説あるのも面白いです。
引用元
谷中生姜
谷中本村(現西日暮里一丁目、二丁目付近)で栽培された葉生姜、それが本来の谷中生姜です。谷中は水に恵まれ、排水も良く、しかも西日に当たらない土地で栽培されていました。三河島や尾久でも栽培されていましたが、谷中本村で栽培されたものはスジがなく香りも良いとして、お盆の際には贈答品としても使われました。栽培には、きれいな水と西日の当らない場所が必要とされ、谷中本村はその栽培に適した場所だったのです。
引用元
外観写真は引用元のHPに飛ぶとみることができます。
ピーンと茎が伸びた生姜なのが特徴ですね。
今回は東京の伝統野菜を紹介しました。
練馬大根は知っていても…というものが多かったですね。
大島などの伊豆諸島に関しては別途取り上げるかもしれません。
あちらは本州と離れているため、別の伝統野菜があるんですよー。
【変更履歴】
2023/1/9 新規作成