手動検索でデータ抜き出しが完了。
今回はクエリ：SQL命令文でデータ抜き出しを実施します。
SELECT文を使って抜き出す
使用可能なデータ操作の命令は4つ
MySQLで使えるデータ操作の命令は4つあります。
・SELECT(抽出)
・INSERT(挿入)
・UPDATE(更新)
・DELETE(削除)
今回はこの中からSELECT文を使用し、前回の記事同様の抜き出しを行います。
条件が一つの時の抜き出し
SELECTは下記のような構文になります。
SELECT列名 （どこの列のデータを抜き出すか）
FROM テーブル名 （もとになるテーブル名は何か）
WHERE列名 比較演算子 条件値;
※；はデリミタ（delimiter）で構文の終了を表す
演算子について
演算子は代表で下記のようなものがある（他にもある）
| 比較演算子 | 内容 |
| = | 等しい |
| < | 小さい |
| > | 大きい |
| <= | 以下 |
| >= | 以上 |
| <> または != | 等しくない |
現在使用しているデータの一例
| monster_name_jpn | monster_name_en | site_en | site_jpn | drop_total | rank_subjugation | rare1_1 | rare1_2 | rare2 | rare3 | rare4 | rare5 | rare6 |
| ドスジャグラス | Great Jagras | Subjugation reward | 討伐報酬4個 | 460 | 1 | 205 | 197 | 58 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| ドスジャグラス | Great Jagras | Subjugation reward | 討伐報酬4個 | 544 | 2 | 189 | 229 | 68 | 58 | 0 | 0 | 0 |
| ドスジャグラス | Great Jagras | Subjugation reward | 討伐報酬4個 | 1,076 | 3 | 446 | 431 | 107 | 92 | 0 | 0 | 0 |
列のmonster_name_jpn、drop_total、rank_subjugation、rare3を対象とし、
テーブルを設定したものし、
条件をrank_subjugation（モンスター階級）を2以上にして、
抜き出す場合
SELECT monster_name_jpn,drop_total,rank_subjugation,rare3
FROM ○○ （注：公開していないため代用）
WHERE rank_subjugation >= 2;
で実行可能である。
条件を複数にする場合
条件文はANDかORでつなげて記載する
A AND Bの場合はAとBの両方の条件を満たすことになる
A OR Bの場合はAとBどちらかの条件を満たすことになる
全開の記事から抜き出しの条件を持ってくると…
１．各モンスターの報酬4個、破壊部位ごとに
２．全素材入手数と、レア４～レア６の入手数を把握し
３．出現率（レア素材数/全素材入手数）の一覧表を作る
このうち、１，２だけ満足するには…下記をMySQLにて実施します。
※今回はレア4のドスジャグラスだけを対象とする
SELECT monster_name_jpn,drop_total,rank_subjugation,rare4
FROM ○○ （注：公開していないため代用）
WHERE monster_name_jpn = ’ドスジャグラス’ AND rank_subjugation >= 4 ;
※数字以外は'で囲む
実施手順
phpMyAdminのホーム画面からデータベースのテーブルに移動する。
移動後、【SQL】のボタンをクリックする。
表示されたSQLウインドウで、命令文を記載する
その後、下にスクロールして【実行】をクリック
実施結果がこちら
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今回はここまで
