今朝、下記ツイートを見つけた。
PDCAってありますよね?あれは「現状改善」には向いてますが「意思決定」には不向きです。だから今、何か始めたい人は「OODAループ」を活用するといいですよ【観察→仮説→意思決定→実行】で試行錯誤のスピードが格段に上がります。ガンガン回すとPDCA信者を置き去りにできるくらいの速度です。
— はぐみん@夢実現せんせー! (@hagumin_webmk) 2022年10月15日
赤面ものだが、「OODAループ」なるものを初めて知った。
そこで調べつつ、自分なりにまとめてみた。
「OODAループ」で検索してみれば17万件以上がヒットした。
幾つかメモのためにも記録しておく
・PDCAは時代遅れ!? いま注目を集める「OODAループ」とは
・OODAループとは?PDCAサイクルとの違いと使い分けを紹介
・PDCAサイクルと何が違う?変化に強い「OODAループ」とは
・OODAループ思考がVUCA時代の道標に!PDCAとの違いとは?
【PDCA】
昔から改善活動の手法として取り入れられてきた。
1.Plan(計画):現状から改善される未来への計画を立て
2.Do:(実行):計画の内容を実行し
3.Check:(評価):成果について計画に対する評価を実施し
4.Action:(改善):未到達の部分に対する対策と改善を実施する(1に戻る)
到達目標があり、その到達のために1で計画を検討する。
4で目標への到達が完了しない場合は、1~4を継続することが大事で1度きりではあまり意味をなさない。
【OODA】
アメリカ空軍の大佐により提唱された意思決定方式。
1.Observe(観察):観察することによって現状を認識
2.Orient(状況判断):観察結果から、状況判断
3.Decide(意思決定):具体的な方策や手段に関する意思決定
4.Act(実行):意思決定したことを実行
観察と状況判断に重点があり、そこから導き出せる最適な結果を4の実行で確保する。
そのためには3の方策や手段を検討しているとき、意思決定の前に1へ戻るってもよい。
急な外的変化に対しても、素早く適切な状況判断・意思決定・実行が可能である。
【個人的見解】
ぶっちゃけ、OODAは外的要因も加味して最適な行動を検討し実施する、PDCAは目標を決めそこへ到達する方法を検討・実施している。場合によって使い分けることが重要だと思う。
PDCAは自己完結できる問題(一人旅の旅行計画、工場レイアウト変更、小遣いの使用先とか)なら成果を発揮すると思う。
それに対しOODAは即時対応を求められる問題(一人旅での昼食選択、スーパーでの購入品検討、けがをした時の対処方法選択、討論時の反論内容選択とか)には向いていると思う。
※図解用のデータは下記よりダウンロードして使用しています。
・PDCAサイクル図のイラスト | ページ 4 | フリー、無料で使えるイラストカット.com
【更新履歴】
2022/10/16 新規作成