中国にて突然のゲーム規制案発表され、株価が総額11兆円を超えて下落した（テンセントなどゲーム会社）

ちょっと大きなニュースを見たので、記事にしました。

中国政府のゲーム規制案発表により一時は11兆円を超える時価総額の下落となった模様

元ネタとなっている記事はこちら

テンセントゲームはテンセント・ホールディングスの一部門であり2003年設立の会社です。

世界のモバイルゲーム市場において中国系パブリッシャーの中で上位に入るほどゲーム業界においても大手企業となっています。そして、現在200以上の国や地域において自社開発やライセンスを含むゲームを展開しています。

代表的なゲームとしては『王者栄耀』で、2017年に世界で最も人気のあるゲームであると同時に最もダウンロード数の多いゲームとして有名です。

なお、下記の記事のように2023年でも好調です。

そんなテンセントゲームズは去年はゲーム事業からの収入が1707億元、日本円の3兆円以上であり、内訳が中国国内で1239億元、中国以外が468億元になるそうです。

その中で今回中国政府はゲーム対する規制を強化し、利用者が一つのゲーム内で使える金額に上限を設けるほか、頻繁なログインへのリワード提供制限や国家安全に反するコンテンツ禁止なども含まるそうです。

この規制により中国の売り上げが7割を超えることから、売り上げへの影響が懸念されて株価へ影響が発生しました。テンセントを含む、ネットイース、ビリビリの3社で株価が急落し、３銘柄は計800億ドル（約11兆4000億円）相当の時価総額を一時失っています。

個別会社の株価変動

Google Financeより

こちらのニュースにて

中国当局はゲーム依存への対応を進めており、若者の近視も増えているとしてオンラインエンターテインメントを批判。失業や出生率の低迷などの問題をゲームの台頭と結び付ける向きもある。

このような記載があり、かなり中国はゲームへの規制が必要と考えていることを感じます。

しかしながら、中国政府は意見を募集するスタンスを取っているもののどれだけ取り入れるのかは未知数であり、株式市場への影響は判断するのが難しいだろう。

個人的には、今後の中国でのゲーム会社が成長していくのはかなり難しくなっていくことは避けられないと思う。

こちらの動画も参考にさせていただきました

Toma（とま）のゲーム日記