見た目、魔王みたいな覇王様って感じの王太子様が3巻の表紙になっております。
2巻終了までのザックリあらすじ
とあるRPGゲームのモブ貴族の息子に転生した主人公。前世と一緒にゲームに関する記憶を思い出し、すでにスタンピード(魔物暴走)時の死亡フラグが立ちつつあることに気が付く。
現在は学生の身だがそんな死亡フラグを回避するために、友人となった未来の勇者にアドバイスをし、自身も出撃する戦いの準備に奔走する。
そして始まったスタンピードは案の定、直前までの楽勝ムードとは程遠い、死闘となる。この世界での新戦法(ファランクス)や道具を使い、何とか生存し、勝利する。
スタンピード終了から数日後の戦勝式典にて、子爵に昇格。
それだけでなく、その後の立食パーティにて本来ならいないはずの王女から歓談に誘われるのだった…
モブを自称しながらフラグ建てすぎ
2巻途中の戦闘で生き残るためにいろいろやったことが、どう考えてもフラグを立てているとしか思えない主人公。これから回収パートが始まりそうでワクワクです。
3巻を読んでの感想(ネタバレあり)
王太子様…腹黒さがにじみ出てますよ?
理解力、判断力、リーダシップのある王太子との面談フラグ回収。主人公、ご苦労様です。そして、早くも王太子に目を付けられ、仕事を振られまくり。
良き上司ではあるのでしょうが…忙しすぎるのも考え物だぞ?
次なる一手は?
大きく分けて二つ。装備品の品質向上、勇者パーティ(仲間が増えている)の強化。良き装備品を求め、キャラバンでの購入を依頼する…ねぇ、主人公。すでに学生の範疇を超えてないか?まぁ、有力な貴族(父親は大臣)の息子だしOKなのかな…?
そして次なる手を打ち始めるが、いいのかね?またフラグを立てているとしか思えない。
平穏な学生生活?
主人公と未来の勇者は褒章をもらえるぐらいの活躍をしてしまったために、肉食女子に狙われる日々。登校後、休憩時間、放課後と影の協力者たちとヒラリとかわしていく。(-ω-;)ウーン、モテモテもいいですが裏が見える相手は嫌ですなぁ…
最後に不穏な場面が…
2ページにわたり魔物襲来の描写がされていました。
次なるイベントは…いったいなんだ!
という訳で~
なかなかに見どころが多い3巻でした。Webマンガで見てはいるものの、やはり紙媒体で見るのは違いますね。よかったら見てくださいませ。