YouTubeにてTVニュース番組の速報が公開されていました。
内容は「【速報】恵比寿でタクシーが階段から転落寸前に 80代ドライバーが道を間違え突っ込む 東京・渋谷区 - YouTube」
はじめに
冒頭にあったような高齢者のドライバーが起こす危険な事故について、実例を交えながら紹介していきます。高齢者の運転に対する危険性について意識を高めていきましょう。
高齢者の運転によくある危険な運転行動の実例
無理な階段への進入
この記事の最初にあった事例です。
ここまでくると、異常としか言いようがありません。
ナビゲーションシステムのせいなのか、それとも記憶違いなのかは分かりませんが行こうとする意志を持って侵入しています。
今回は運よく落下せず、停止していますので、九死に一生を得る形になりました。
記事によると、事故の原因は調査中とのこと。ドライバーのコメントも記載されていませんでした。
このような場面に遭遇したら、即座に警察への連絡と近所の方々へ話をして非難などの実施をいただけると幸いですね。
信号無視
最近はドライブレコーダーの搭載率が上がったことにより、ほとんどの車で装備されるようになりました。そのため、事故当時の勘違いによる証言に対し、録画映像から真の原因が分かりやすくなっています。(たまに、違うと言い張る人もいるようですが…)
信号無視による事故は速度が速い状態での衝突になりやすく、かなり危険な事故の一つです。もし、発生してしまった場合には相手を確保し、警察に連絡、周りの方の協力を得ながら対応をするとやりやすくなります。
動けないような状態になったら、周りへ救助を求めましょう。
センターラインの無視
かなり極端な例ですが、「体調が悪かったから薬を飲んだせいかも」
そんなあいまいな理由で交通ルールを破り、他人を巻き込む。巻き込まれた方がたまったもんじゃない。高齢者に限りませんが、体調不良や支障が出そうなときは運転してはいけません。(当たり前)
今回のように、センターライン無視で逆走を見つけたときは、安全な場所に停止してから警察へ即座に連絡しましょう。早めの連絡による対応で、事故を防ぐことができる可能性があります。
交差点での右折時の危険行動
加害者が70代、被害者が自転車運転で80代と高齢者同士の事故となっています。
どちらが悪いのかは分かりませんが、道路横断するときはこれまで以上に注意が必要になってきそうです。特に早朝、夕方は歩行者を見ずらいため注意が必要です。
高齢者の運転に対する注意点・対策方法の紹介
このような高齢者による事故の増加に伴い、次のような対策が取られています。
高齢者講習の受講
DVD等で、交通ルールや安全運転に関する知識を再確認します。
その後、指導員より運転に関する質問などを受けながら講義を受講します。
これにより、交通ルールを確認でき、不足部分の補填が出来るようになりました。
また、動体視力、夜間視力及び視野を測定、課題を実際に運転して実施することにより、現実に即した状況での運転技能の確認ができるようになっています。
これらにより、一定の水準以上を確保した高齢者のみ運転が可能(免許が更新)となっています。
認知症の早期発見と手続き
75歳以上の方が免許の更新をする際には、認知症のおそれがあるかの【認知機能検査】を受講し、合格する必要があります。
この検査により、運転時に異常が発生する(極端な例で赤信号で発進、走行する)ことが少なくなっています。
認知症の代表的な症状は下記のようなものがあります。
・もの忘れがひどい
・判断/理解力が衰える
・時間/場所がわからない
・人柄が変わる
・人柄が変わる
・意欲がなくなる
これらのことが多数発生するようになったら、検査を受けることをお勧めします。
参考資料
ドライブレコーダーの活用
これは言うまでもありませんが、どのような状態で事故が発生したかを第三者として確認できます。勘違い、ミスといろいろありますが、起こしてしまった事象に対し、今後の対策をすることができます。
まとめ
・高齢者ドライバーの危険な運転行動について、実例や対策方法を紹介しました。高齢者の運転に対する危険性について改めて認識し、対策を取ることの重要性を理解しましょう。